商品詳細
ハイプナイトの特徴
種類:非ベンゾジアゼピン系成分:エスゾピクロン
作用時間:5~6時間(超短時間型)
副作用:傾眠、めまい、頭痛 など
ハイプナイトは、世界的に有名なルネスタのジェネリック医薬品です。
ジェネリック医薬品のため、ルネスタと同じ効果と安全性の睡眠薬ですが、ルネスタよりも安く入手することができます。 またハイプナイト(ルネスタ)は、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬でそこまで効き目は強くないため、睡眠薬をはじめて使う初心者にもおすすめです
ハイプナイトの効果
ハイプナイト(ルネスタ)は、非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬で、脳内の中枢神経に位置する睡眠に関係の深いGABA受容体に作用するものです。
主成分である「エスゾピクロン」がGABA受容体に作用することにより、脳の活動を抑え、催眠作用、鎮静作用を発揮し不眠症状を緩和してくれます。
なかなか寝付けない症状がある「入眠障害」の方に効果があります。
非ベンゾジアゼピン系には以下のようなメリット・デメリットがあります。
このように錠剤が苦いことを除けば、入眠障害の方にとっては相性の良い睡眠薬です。
ルネスタ(エスゾピクロン)の実験結果
先発薬であるルネスタは、不眠症の患者さんを対象にした臨床試験も行われています。
ルネスタ(エスゾピクロン)とプラセボ(偽の薬)を投与した患者さんの睡眠までの時間を比較した試験です。
比較対象 | プラセボ (にせ薬) |
ルネスタ (エスゾピクロン) |
---|---|---|
ポリグラフ検査 | 約23分 | 約11分 |
主観的評価 | 約45分 | 約25分 |
※ポリグラフ検査:脳波、眼球運動、筋電図、呼吸、心電図などの様々な体の変化を記録する電極をつけて、睡眠の状態を調べる方法
試験結果からルネスタの効果により、寝付くまでの時間がおよそ半分程度短縮されたことがわかります。
そのことから、入眠障害の方に適しているといえます。
またルネスタ(エスゾピクロン)は、非ベンゾジアゼピン系の中でも作用時間が長いため、中途覚醒にも効果があるとされています。
- A1
マイスリーは、ハイプナイト(ルネスタ)と同じ非ベンゾジアゼピン系です。
ハイプナイトと比べて、即効性は高い一方で続時間が短いことが特徴です。
マイスリーについて知りたい方はこちら - A2
多幸感を感じるといった報告はされていません。
そのため、依存性も少ないと言われています。 - A3
自己判断で増やすことはやめましょう。
お悩みの不眠症の症状に合っているか確認する、医師に相談する等しましょう。 - A4
ハイプナイトも苦味はあります。
しかし、他のルネスタのジェネリック医薬品と比べて苦味が少ないというご意見も頂いております。
Q1ハイプナイト(ルネスタ)とマイスリーに違いはありますか?
Q2ハイプナイト(ルネスタ)は、多幸感を感じますか?
Q3ハイプナイト(ルネスタ)が効かない場合、量を増やしてもいいですか?
Q4ハイプナイトは苦味がありますか?
その他の睡眠薬について
ハイプナイトと同じ成分の睡眠薬(ルネスタのジェネリック医薬品)
ソクナイト | フルナイト | エスゾピック | |
---|---|---|---|
成分量 | 2mg | 2mg | 2mg/3mg |
メーカー | Asle pharmaceuticals | サンファーマ | ロイドラボラトリーズ |
価格 | 50錠:4,050円~ | 50錠:4,000円~ | 30錠:2,380円~ |
効果や安全性はどれも同じですが、価格や内容量、成分量、メーカーに違いがあります。
その他の睡眠薬
その他にも、入眠障害に効果的な睡眠薬があります。
ハイプロン | リスミー | ハイプナイト+ハイプロン | |
---|---|---|---|
おすすめ | 入眠障害 | 入眠障害、中途覚醒 | 入眠障害 |
有効成分 | ザレプロン | リルマザホン塩酸塩水和物 | ・エスゾピクロン ・ザレプロン |
価格 | 100錠:4,050円~ | 100錠:14,500円~ | 200錠(合計):12,300円 |
服用方法・使用方法
服用方法
成人就寝の30分~1時間前に1回1錠(2mg~3mg)を服用
※2mgで効果が見られなかった場合は、3mgまで服用可能
高齢者・重い肝機能障害や腎機能障害のある方
就寝の30分~1時間前に1回1錠(1mg~2mg)を服用
※1mgで効果が見られなかった場合は、2mgまで服用可能
1・2・3mgの使い分け
・1mg: 2mgを使用して効果が強いと感じた方
・2mg: 基準用量。初めての方は2mgを推奨
・3mg: 2mgを使用して効果が弱いと感じた方
※効果・副作用・服用及び使用方法は、販売国の商品説明書や一般的な薬剤情報を和訳しています。
お薬なびでは、服用及び使用による一切の責任を負いかねます。
ご使用の際は、必ず医師など専門家にご相談して下さい。
服用時の注意点
服用前の食事
睡眠作用が弱まる可能性があるため、睡眠薬は空腹時に服用するようにしましょう。
空腹の目安は、食後2時間以降です。
アルコール
睡眠薬を服用する日の飲酒は、控えましょう。
睡眠薬の副作用(ふらつき、健忘、異常行動など)が強まる可能性があり危険です。
服用後の行動
睡眠薬は服用後30分~1時間で効果があらわれます。
服用後は睡眠薬の副作用により、ふらつきがあらわれ転倒してしまう恐れがあります。
そのため睡眠薬の服用後は、すぐ床に着きましょう。
また、睡眠薬の服用後に活動してしまうと、眠気のタイミングを逃してしまい、眠れなくなることがあります。
翌日の持ち越し作用
睡眠薬が翌日まで残ってしまう「持ち越し作用」にお気を付けください。
持ち越し作用とは、睡眠薬を服用した翌朝以降も、眠気、頭痛、ふらつきなどの症状が残ることを言います。
睡眠薬を服用した翌日は、持ち越し作用のある場合があるため、自動車の運転などは控えましょう。
※特に高齢者は、半減期が延長しやすいためお気をつけください。
ハイプナイトは、持ち越し作用が少ないと言われていますが、以下により持ち越し作用が発生する可能性があります。
・睡眠薬の服用時間が遅かった
・用法・容量を守らなかった
・効き目が強すぎた
効き目が強すぎると感じた場合は、成分量の少ないものに変更する、ピルカッターなどで錠剤をカットして服用するなど対策することをおすすめします。
服用できない方
以下に該当する方は、睡眠薬の服用を禁止されています。
・含まれている成分に対して過敏症の既往歴がある方
・閉塞隅角緑内障を起こしている方
・重症筋無力症の方
・肺性心、肺気腫、喘息および脳血管障害などの急性期にあり呼吸機能が低下している方
服用に注意が必要な方
以下に該当する方は、服用の際、医師の指示に従ってください。
・妊娠中の方
・授乳婦の方
・なにかしらの病気をお持ちの方
・高齢者の方
副作用
主な副作用
眠気、頭痛、めまい、ふらつき、脱力感、味覚障害、口が乾く など
稀に見られる重い副作用
依存症、精神症状、アナフィラキシーショック、一過性前向性健忘、肝機能障害
■精神症状とは
意識がもうろうとしている、取り乱す、幻覚がみえるなどの症状のこと
■一過性前向性健忘とは
服用後から寝るまでの間や、夜中に起きたときの記憶がない症状のこと
※何か異常が見られた際は、放置せず医師に相談しましょう。
併用禁止薬
現在、報告されていません。
併用注意薬
併用する際に注意が必要な医薬品は以下の通りです。
・筋弛緩薬
・スキサメトニウム塩化物水和物
・ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物
・パンクロニウム臭化物
・中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体など)
保管方法
・小さな子の手が届かない場所に保管してください。
・誤飲の原因や、品質が変わる恐れがあるため容器は入れ替えないでください。
・1包を分割した残りを服用する場合は、なるべく空気に触れないように保管し、2日以内に服用してください。
・表示されている期限を過ぎたものは服用、使用しないでください。