商品詳細
ヤスミンはバイエル社が製造する低用量ピルです。
他の低用量ピルと比べて卵胞ホルモンの配合量が少ないことが特徴です。
他のピルでは、ニキビが増えたり、むくみがあったというような方でもヤスミンならそのような副作用の心配は軽減されます。
服用を続けることで望まない妊娠を防ぐことができ、またニキビやPMDD(月経前不快気分障害)の改善効果も期待できます。
日本では未認可のため、当サイトのような個人輸入でのみ購入が可能です。
■避妊効果
ヤスミンの有効成分は「ドロスピレノン(黄体ホルモン)」と「エチニルエストラジオール(卵胞ホルモン)」です。
3つの作用により、ヤスミンは90%~99.9%の避妊効果を発揮します。
1、精子の働きを抑制する
2、排卵を抑制して受精させない
3、着床を阻害して妊娠させない
例えばコンドームの使用による避妊効果は約85%とされ、ヤスミンは非常に高い確率で妊娠を防ぐことが可能です。
ヤスミンは、生理初日に飲み始めることで、その日から確実な避妊効果があります。
生理開始から排卵までの期間は約2週間あるため、生理初日に飲み始めることで、避妊効果が発揮します。
生理期間中は性行為を行っても妊娠が成立することはありません。
ただし、生理日以外にヤスミンを飲み始めた場合には、8日目から避妊効果があらわれますので注意しましょう。
7日目までは、性行為を避けたり、他の避妊法が必要です。
■ニキビや肌荒れの改善
ニキビの原因は、皮脂の分泌を増加させる働きがある男性ホルモンです。
ヤスミンには女性ホルモンが配合され、女性ホルモンには男性ホルモンの働きを抑える作用があります。
特にヤスミンに配合されたドロスピレノンは、アンドロゲン活性が抑えられ、高いニキビ治療効果が期待できます。
ヤスミンによるニキビや肌荒れ改善の効果は服用を始めてから3ヶ月程度で実感できるため、継続することが重要です。
■PMDD(月経前不快気分障害)の緩和
生理前に起こる諸症状の中でも、イライラや気分の落ち込みなどの精神症状が特に強い状態を「PMDD」と呼びます。
こうしたPMDDの治療には低用量ピルが有効であり、服用することでホルモンバランスが一定に保たれることで生理前の諸症状が改善されると考えられています。
特にヤスミンなどドロスピレノン配合のピルは、PMDDへの有効性が高いという研究結果が報告されています。
■むくみの解消
ヤスミンの有効成分ドロスピレノンには、利尿作用があります。
服用することで余分な水分の排出が促されるため、ヤスミンはむくみの解消にも有効です。
また従来の低用量ピルは水分をため込む保水作用により、服用するとむくみやすく、体重増加が起きることもありました。
しかしヤスミンなら、副作用としてのむくみや体重増加の心配もありません。
第4世代1相性の低用量ピル
ヤスミンは黄体ホルモンとしてドロスピレノンを含む、第4世代1相性の低用量ピルです。
低用量ピルとしての避妊効果や安全性はそのままに、男性ホルモンを抑える作用が特に強いためニキビの治療効果も高いです。
またホルモンがどの錠剤にも一定量含まれているため、飲み間違えの心配もなく安全です。
■ヤスミンと同成分のピル
ヤスミンと同成分のピルに、ヤーズがあります。
どちらもドロスピレノン・エチニルエストラジオールを含むことは共通ですが、その配合量に違いがあります
- ヤスミン…ドロスピレノン3㎎/エチニルエストラジオール0.03㎎
- ヤーズ…ドロスピレノン3㎎/エチニルエストラジオール0.02㎎
1錠あたりのエチニルエストラジオールの配合量は、ヤーズの方がヤスミンより0.01㎎少なくなっています。
配合量の違いからヤスミンは低用量ピル、ヤーズは超低用量ピルへと分類されます。
ヤスミンの保険適用について
低用量ピルは基本的に保険適用されません。
月経困難症や、PMS、子宮内膜症など、病気であると診断された場合にのみ保険が適用されます。
そのため、避妊目的等で低用量ピルを処方してもらいたい場合には保険適用外となります。
病院処方の価格相場
1箱 3,000円~4,000円(薬代・診察料込み)
当サイトでは、1箱 2,430円~(薬代のみ)で購入することが可能です。
病院で処方を受けるより価格が安いという大きなメリットがあります。
ヤスミンに関するよくある質問
- A1どこから飲み始めても大丈夫です。
ヤスミンは一相性ピルのため、全ての錠剤のホルモン配合量が一定です。
そのため、他のピルであるような飲み間違えを起こすことがなく、安心して服用できます。 - A2服用するタイミングにより避妊効果が発揮される日が異なります。
生理初日に服用し始めた場合には、その日から避妊効果があらわれます。
生理日以外に飲み始めた場合には、服用開始から8日目が避妊効果があらわれる目安となります。
初めて服用する方は、飲み始めの1週間は他の避妊方法を併用してください。 - A399.9%の避妊率があります。
3つの避妊効果があるため、ヤスミンの避妊率は「90%~99.9%」と言われています。
正しく服用できれば、妊娠する確率は「0.1%(1,000人に1人)」です。
コンドームの避妊率は「80%~98%」なので、避妊率はヤスミンの方が高いです。 - A414歳未満の方は服用できません。
ヤスミンは14歳未満の方に対する安全性や有効性が明らかになっていないため、服用できません。 - A5ヤスミンにより痩せると感じる人がいます。
これは、ヤスミンの主成分であるドロスピレノンに利尿作用があるため、むくみが取れて痩せたと感じるようです。
そのため、ヤスミンであれば、他の低用量ピルの副作用として挙げられる体重増加を心配することなく服用可能です。
Q1シートのどこから飲み始めればいいですか?
Q2ヤスミンの避妊効果はいつから得られますか?
Q3ヤスミンの避妊率は?
Q4ヤスミンに年齢制限はありますか?
Q5ヤスミンは痩せる?
服用方法・使用方法
※休薬期間とはヤスミンを服用しない期間であり、消退出血(生理のような出血)が起こる期間でもあります。
消退出血は「必ず」起こる出血なので、不正出血のように危険な出血ではありませんのでご安心ください。
服用の際のポイント
24時間あけて毎日同じ時間に飲む
ヤスミンを服用する際は、避妊効果を発揮するために、24時間の一定の間隔をあけて服用しましょう。
体内のホルモンバランスを保つことで避妊効果が出るため、なるべく毎日決まった時間がおすすめです。
生理の初日から飲み始める
ヤスミンを飲み始めるタイミングは、生理の初日が適しています。
初日から飲み始められなかった場合は、生理5日目までに飲み始めれば避妊効果を維持できるといわれています。
また、「Sunday(サンデー)スタート法」という生理を週末に重ねない方法があります。
これは生理がきた最初の日曜日にピルを服用し始める方法です。
日曜日から飲み始めることで、消退出血が週末にこなくなり、週末を楽しみたい方におすすめです。
飲み忘れた時の対処法
ヤスミンは毎日継続して飲むことで避妊効果が発揮されます。
■1日だけ飲み忘れた場合
24時間以内に飲み忘れに気づいた場合は、「気付いた時に前日分の1錠+決まった時間に1錠」の合計2錠を服用してください。
飲み忘れた日は、2錠飲むことになりますが、翌日からは通常通り1錠ずつ飲みましょう。
■2日以上飲み忘れた場合
気づいた時点で服用を中止してください。
その後、生理がきたら新しいシートに切り替えて、1から飲み始めましょう。
飲み忘れた日数が増えることによって、避妊率が低下したり不正出血が起こったりするので注意しましょう。
生理日の移動方法
【生理日を早めたい場合】
ピルを服用中の方は、生理を早めたい日数分だけ、ヤスミンの服用を減らします。
そして薬を飲まない休薬期間に入ると、1~3日ほどで生理が始まります。
7日間の休薬期間の後は、再び新しいシートの1錠目から服用を開始します。
ピルを服用していない方は、生理が始まってから5~7日目までにヤスミンを飲み始め、生理を早めたい日まで1日1錠ずつ服用を始めます。
ヤスミンの服用を中止して、2~3日ほどで生理が始まります。
最低でも14日以上飲み続けないと生理日の調節に失敗する可能性があるため、注意してください。
【生理日を遅らせたい場合】
ピルを服用中の方は、21日目まで飲み終えた後に休薬期間に入らず、そのまま遅らせたい日数分だけヤスミンの服用を継続します。
ヤスミンの服用を中止して、1~3日ほどで生理が始まります。
ピルを服用していない方は、生理予定日の5~7日前からトリキュラーの服用を開始します。
遅らせたい期間中はヤスミンを飲み続け、服用を中止すると2~3日で生理が始まります。
いずれにしても、生理を遅らせることができる日数は最大10日ほどです。
ヤスミンの服用をやめたい場合
ヤスミンの服用を中止したい場合には、できるだけ1シート飲み切るのがおすすめです。
途中で服用を中止してしまうと、ホルモンバランスが乱れたり、不正出血を起こす可能性があります。
別のピルからヤスミン切り替えたい場合
今現在飲んでいるピルを1シート飲み切るタイミングで、切り替えるのがおすすめです。
ピルを1シート飲み切り、休薬期間が終わったタイミングでヤスミンを飲み始めましょう。
服用後に胃腸障害が起きた場合
ヤスミンの服用後に嘔吐や下痢が起きた場合、成分が完全に吸収されていない可能性があります。
効果も十分に発揮されない恐れがあるため、ヤスミンの服用後3~4時間以内に胃腸障害が起きた場合は、飲み忘れた時と同様の対処を行ってください。
消退出血が起こらない場合
まれに消退出血が起こらない場合もあります。
1回だけ起こらない場合は特に問題ありませんので、そのまま服用を継続してください。
2回以上起こらない場合は、妊娠している可能性があるため産婦人科で妊娠を確認しましょう。
産婦人科で妊娠を確認したくない方は、妊娠検査薬を使用して確認してください。
ヤスミンを服用できない方
・ヤスミンの成分に対して過敏性素因のある方
・エストロゲン依存性悪性腫瘍(乳癌、子宮内膜癌など)や子宮頸癌がある方、及びその疑いのある方
・診断が確定していない異常性器出血のある方
・血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患の方、または既往歴のある方
・35歳以上で1日15本以上の喫煙者
・前兆(閃輝暗点、星形閃光など)を伴う片頭痛がある方
・心臓弁膜症のある方のうち、肺高血圧症や心房細動を合併している、または亜急性細菌性心内膜炎の既往歴のある方
・血管病変を伴う糖尿病の方(糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症など)
・血栓性素因のある方
・抗リン脂質抗体症候群のある方
・手術前4週間以内、術後2週間以内、産後4週以内及び長期間安静状態にある方
・重篤な肝障害のある方
・肝腫瘍のある方
・脂質代謝異常のある方
・高血圧のある方(軽度の高血圧の方は除く)
・耳硬化症の方
・妊娠中に黄疸、持続性そう痒症または妊娠ヘルペスの既往歴のある方
・妊婦または妊娠している可能性のある方
・授乳中の方
・骨成長が終了していない可能性のある方
・オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル配合剤を服用中の方
服用に注意が必要な方
・40歳以上の方(1日15本以上の喫煙者の方は服用できません)
・子宮筋腫のある方
・乳がんの既往歴のある方
・乳がんの家族歴または乳房に結節のある方
・喫煙者(35歳以上で1日15本以上の喫煙者の方は服用できません)
・肥満の方
・血栓症の家族歴を持つ方
・前兆を伴わない片頭痛のある方
・心臓弁膜症の方
・軽度の高血圧のある方
・耐糖能の低下している方
・ポルフィリン症の方
・心疾患またはその既往歴のある方
・てんかんの方
・テタニーのある方
・腎疾患またはその既往歴のある方
・肝障害のある方
※服用の際は、医師の指示に従ってください。
副作用
主な副作用
ヤスミンの主な副作用として挙げられるのは、以下のような症状です。
・悪心
・乳房痛
・頭痛
・不正性器出血 など
なおこれらの副作用は女性ホルモンの変化に身体が慣れていないために見られるもので、いずれも一時期な症状になります。
ヤスミンを飲み始めてから、3ヶ月以内に治まることが一般的です。
重い副作用
ヤスミンによる重篤な副作用としては血栓症があげられます。
発生頻度は極めて稀ですが、血栓症の初期症状として以下のような症状が確認されています。
・下肢の急激な痛みや腫れ
・突然の息切れ
・胸の痛み
・激しい頭痛
・手足の脱力感や麻痺
・ろれつが回らない
・視野が欠ける など
血栓症の症状が生じた場合は直ちにヤスミンの服用を中止し、医師の診察を受けてください。
※血栓症とは?
血管内に血栓が形成され、循環系における血流が閉塞することです。血栓症は四肢、肺、心臓、脳、網膜などにあらわれることがあります。
下肢の急激な疼痛、腫脹、突然の息切れや胸痛、激しい頭痛、四肢の脱力、麻痺、構語障害、急性視力障害などの症状があります。
併用禁止薬
併用禁忌
・オムビタスピル水和物
・リトナピル配合剤
・パリタプレピル水和物
併用に注意が必要な薬
・ボセンタン
・プリミドン
・リトナビル
・ネビラピン
・ネビラピン
・チザニジン
・フェニトイン
・テオフィリン
・カルバマゼピン
・リファンピシン
・エファビレンツ
・ケトコナゾール
・エトリコキシブ
・グリセオフルビン
・バルビツール酸塩
・オキシカルバゼピン
・セントジョンズワート
・抗てんかん薬(ラモトリギン)
上記以外にも併用注意は存在するため、持薬がある方は医師に相談した上で服用してください。
保管方法
・乳幼児や子どもの手が届かない場所に保管してください
・PTPシートのまま保管してください