商品名 | プロペシア |
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成分 | フィナステリド |
効果 | AGA改善 |
副作用 | 性欲減退、ED、目まい、睾丸痛、精液の質低下など |
飲み方 | 毎日決まった時間に1日1錠を服用 |
製造元 | MSD|Organon|Merk |
プロペシアの特徴
プロペシアはAGA治療薬で、ヘアサイクルを正常なものに戻すのを目的とした医薬品です。
抗アンドロゲン(抗男性ホルモン)薬で、丸形で薄い赤色の錠剤が特徴です。
プロペシアの効果
プロペシアの主成分であるフィナステリドは、AGA(男性型脱毛症)の原因物質となるDHT(ジヒドロテストステロン)の発生を減少させます。
DHTは、男性ホルモンのテストステロンが5-α還元酵素と結びつくことによって生成されます。
フィナステリドはこの5-α還元酵素の2型の働きを抑え、DHTの発生を減少させることで髪の生え変わり周期を正常に導きます。
また、脱毛の進行を遅らせるだけでなく、発毛を促す効果も期待できます。
プロペシアの成分量
日本国内において、0.2mg/1mgの2種類が処方されています。
個人輸入を行っている当サイトでは1mgの購入が可能です。
プロペシアの開発史
今でこそAGA治療薬として世界各国で高い知名度を誇りますが、最初からAGA治療薬として研究されていたわけではなく、もともとは前立腺肥大の薬として開発が進められていたと言われています。
前立腺肥大の開発を進める過程で、AGA(男性型脱毛症)を改善する効果が確認されました。
フィナステリド1mgの服用でAGAの症状に対して育毛効果が明らかになり、1997年12月22日アメリカで低用量のフィナステリドが初めてAGA治療薬として認可されました。
日本では、2005年10月にAGA治療薬として厚生労働省で承認され、同年12月に発売が開始されました。
その他
プロペシアは世界で初めて医師が処方した薄毛を改善する薬で、AGAが病気として認められるきっかけとなったことでも有名です。
現在、世界60ヶ国以上の多くの方に服用されています。
2015年に成分特許が切れたことで、日本の国内外問わず多くの製薬会社から価格が抑えられたジェネリック医薬品が登場し販売されています。
参考サイト
商品のご説明には、販売国の商品説明書の他に、次のサイトを参考にしています。
服用のタイミング
プロペシアは成分の血中濃度を一定に保つためになるべく毎日決まった時間に服用してください。
服用量の目安
当サイトで取り扱っているプロペシアの用量は1mgです。
1日1錠を服用してください。
中には効果を強く期待するために決められた用量の2倍・3倍といった量を1度に服用する方がいますが、効果が強く出るわけではありません。
1日で服用できるのは1mgまでとなっています。
推奨用量
男性成人には、通常0.2mgを1日1回経口投与することが推奨されています。
継続的に服用することで初めて効果が実感できるため、6ヶ月以上の服用が推奨されています。
プロペシアを服用できない方
・プロペシアの服用で過去に過敏症の既往歴のある方
・妊娠または妊娠している可能性のある方
・20歳未満の方
・女性
・肝臓機能障害のある方
※服用の際は、医師の指示に従ってください。
主な副作用
主な副作用は、リビドー減退(頻度1.1%)、ED(頻度0.7%)です。
その他に、頻度不明の副作用として睾丸痛、男性不妊、精液の質低下、めまい、抑うつ症、肝臓機能障害などがあげられます。
※プロペシアにおける肝臓機能障害とは?
プロペシアには重大な副作用はないとされていましたが肝臓機能障害が起こる可能性が2007年に報告されました。
有効成分フィナステリドは肝臓で代謝されるため、負担を掛けてしまうからです。
γ-GTP・GOT(AST)・GPT(ALT)の数値が上昇する可能性があります。
もともと肝臓機能に障害のある方は十分に観察を行ったうえで服用してください。
異常が確認された際には直ちに服用を中止し、医師の診察を受けてください。
併用禁忌
現在報告されておりません。
併用注意
現在報告されておりません。
参考サイト
服用方法・副作用・併用禁忌・注意のご説明には、販売国の商品説明書の他に、次のサイトを参考にしています。
・医療用医薬品 : フィナステリド
保管方法
・直射日光が当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。
・小さな子の手が届かない場所に保管してください。
・誤飲の原因になったり、品質が変わる恐れがあるため容器は入れ替えないでください。
・1包を分割した残りを服用する場合は、なるべく空気に触れないように保管し、2日以内に服用してください。
・表示されている期限を過ぎたものは服用、使用しないでください。
メーカー
オルガノン
Merk